十種神寶手ぬぐい

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令和4年夏越の大祓「やまとの大祓」のために特別に制作された、十種神寶(とくさのかんだから)手ぬぐい」

多数の皆様にご参加いただき、本祭祀の成功に多大なご貢献をいただいたことへの
感謝を込めまして、この十種神寶手ぬぐいを広くお求めいただけるようご用意しました。

天皇御自身が治世を治める身としてその秘めたる力を一身に授かる十種の宝物
十種神寶(とくさのかんだから)の力強い作用をもたらす手ぬぐいで
ぜひ毎日を十種神寶(とくさのかんだから)色に染め上げてください。

「十種神寶」とは

十種神寶(とくさのかんだから)


それは、一つの剣と、二つの鏡、三つの比礼(ひれ)(=布)、四つの玉から成り、
その一つ一つが天皇としてのおはたらきを象徴しているといわれる、最高の神器。


白川家はこれを、皇太子が天皇となられるための器の教えである


十種神寳御法(とくさのかんだからごほう)


として、代々の皇太子にお伝えしてきました。



~十種神寳~

沖津鏡(おきつかがみ)
辺津鏡(へつかがみ)

⇒自己と宇宙の真実の姿を過去・現在・未来にわたって映し出す働き

八握剣(やつかのつるぎ)
⇒真実と虚実を判断する働き

生玉(いくたま)
⇒宇宙創造の意志発言をする働き

死返玉(まかるがへしのたま)
⇒宇宙に創造されたものが破壊され
再び元の創造に帰る働き

足玉(たるたま)
⇒すべての存在が満ち足りていく働き

道返玉(みちがへしのたま)
⇒創造物が完成され、破壊が始まる
「転換点」としての働き

蛇比礼(をろちのひれ)
蜂比礼(はちのひれ)

⇒悪想念を鎮める言霊の働き

品物之比礼(くさぐさのもののひれ)
⇒すべての物質を司る言霊の働き


これらを三つに集約した神器が、「三種の神器」であると考えられています。


神と君(天皇)の間を取り持つ神祇官の役目を担っていた白川家においても、
神にお伺いを立てることを確実に実行するための方法が、十種神寶という神法であったのです。


このように、非常に強力であり奇跡的な力を宿す神寶の記号を配した「十種神寶結界ステッカー」は、
変わらぬ人気を誇るロングセラー商品。


このステッカーをご愛用いただいている皆様からは、



部屋や窓の四隅に貼ったらそれまで立て続けに起こっていた原因不明の現象がピタリと止んだ。



調子の悪い機械に試しに貼ったら何事もなかったかのように直ってしまった。



ベッドに貼ってから朝スッキリ起きられるようになった。



家の至るところに貼ることで不思議と落ち着く空間になって家族との関係も良くなった。



など、たくさんのお喜びの声をいただいています。


その力の秘密の一つこそ、神秘的な力が働くとされる十種神寶の記号


こうした記号が、真言宗や白川家から天皇陛下まで伝えられていたと言われています。


今回の十種神寶手ぬぐいにデザインされているのも、
この十種神寶の一つひとつの神器を象徴するマークを現代風にアレンジしたものです。


そんな十種神寶の力を物語る一節が
先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)」という史書で、伝えられています。


物部氏の祖先神である饒速日(にぎはやひのみこと)が高天原より天降られる時、
天津神から「天璽瑞宝十種(あまつしるしみずたからとくさ)=十種神寶」を授けられた場面。


この時、天津神は次のようにお教えになります。


「もし痛むところがあれば、この十種神寶を一二三四五六七八九十(ひとふたみよいつむゆななやここのたりや)
と言ってゆらゆらと振りなさい。

そうすれば、まかりし人(死者)も生き返るでしょう。」



このときにゆらゆらと振る織り物こそ、


蛇比礼(をろちのひれ)

蜂比礼(はちのひれ)

品物之比礼(くさぐさのもののひれ)


と呼ばれる、比礼(ひれ)(=布)


十種神寶の記号が配された言わば比礼(布)であるこの手ぬぐいは、
死者をもよみがえらせるほどの強力な霊威を放つ十種神寶の力を象徴するものなのです。


日々の祓い鎮魂の場面などで十種神寶によるこの強力な霊威お守り
結界の作用までをお感じいただけますと幸いです。

最高級手ぬぐい生地「特岡」を贅沢に使用

「十種神寶」の細かな意匠を細部まで染めるために、その生地にもこだわっています。


一般的な手ぬぐいの制作では、「文生地」や「岡生地」と呼ばれる生地を使用します。

とくに“和さらし”の「岡生地」は目が細かいため、なめらかな肌触りだけでなく、
細かいデザイン表現ができるのが特徴ですが、この度の「十種神寶手ぬぐい」で
使用しているのは、この岡生地よりも上質な最高級の手ぬぐい生地、「特岡」

細い糸を使うことで細かな柄や繊細な模様を作り出すことができる特岡の特徴は、
何といっても、その柔らかな質感と滑らかな手触りです。


この最高級の手ぬぐい生地と、明治初期にその技術が確立した伝統的な型染の技法である
注染(ちゅうせん)がコラボレーションし、日本古来から伝わる「十種神寶」を
まとうことで生まれた、ここでしか手にできない究極の逸品。

それが、「十種神寶手ぬぐい」なのです。

十種神寶手ぬぐいは、こうしてできる。
~注染の工程をご紹介~

最高級の和晒(わざらし)である「特岡」に、すぐに注染の工程を施すわけではありません。

和晒は、そのままでは吸水性が悪く、色が乗りにくい状態。

まずこれを、吸水性を良くし、染めやすい状態にしてから、次の順番で「注染」の技法によって染め上げていきます。


糊置(のりお)

防染糊(ぼうせんのり)という染料を通さない特殊な糊をデザインに沿って均一に伸ばす「糊置き」を生地を何度も折り返しながら繰り返します。


②そそぎ染め

図案を確認しながら慎重に防染糊で土手(どて)を作り、土手からはみ出ないように染料を注いで生地の表と裏を2度染色します。


③水洗い

染め終わった生地から糊や余分な染料などを洗い流します。


④立干し(乾燥)

水洗いの終わった生地を職人が空高く組まれた(はり)の足場まで持っていき、反物を丁寧に梁にかけて、自然光と風で優しく乾燥させます。


十種神寶手ぬぐいの魅力
「北山染工場社長 特別インタビュー」

こうした工程を経て鮮やかに染め上げる「注染(ちゅうせん)」には、
伝統技術ならではの以下の3つの魅力があります。


〇ひとつとして同じものがない手作業だから生まれる希少性

〇糸自体を染めるため、裏表のないキレイな染め表現が可能

〇ほとんどの工程が人の手で行われ、繊維がつぶれにくく通気性に優れ、肌ざわりの柔らかい仕上がりに



この特製「十種神寶手ぬぐい」の生産に携わっていただいた大阪府堺市の工房に
お邪魔した時の様子を動画でお届けいたします。


「注染」という伝統技法による丁寧な生産工程をご覧いただき、
注染だからできる「表と裏」のないキレイな染め上げができる様子をご覧ください。


「十種神寶手ぬぐい」を作る過程には、細やかなデザインを美しく仕上げながら、
生地の風合いを損なわない伝統技法に込められた“先人の叡智”が詰まっています。


動画では「注染」で手ぬぐいができるまでの工程を紹介しながら、
伝統技法を受け継ぐ職人であり、工房の社長である北山さんに
「注染」の魅力と熱い想いを語っていただきました。


生活を彩るだけでなく、「使う」ために生まれた手ぬぐいだからこそ、
「飾る」のではなく「日常的に使ってほしい」という職人さんの熱い想いとともに
お受け取りください。





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